【伝統ある下駄の履き方】
下駄は、踵(かかと)を2〜3cmほど出して履くのが下駄の正しい履き方とされています(出さなくてはいけないという事ではありません。出ていても問題ないという認識です。)。
その際、「前ツボ(前緒とも言い、鼻緒の先端、イラストの赤い部分です)」と親指・人差し指の付け根にゆとりを持たせ、ギューッと入れすぎないようにしましょう。
そのバランスで、腿(もも)から軽く上げるように歩くと、カランコロンと良い音で下駄が鳴ります。
【履き始めは、多少窮屈に感じます。】
最初は鼻緒も硬いので、足を入れてみてすぐに「キツイ」と思ってしまうと思いますが 止めてしまわずに是非試してみて下さい。
痛くない程度で、鼻緒が足の甲を締め付ける感じが丁度いいキツさです。
前がキツく感じる際は、初めは浅めに足を入れて頂くと、履いているうちに多少緩んできます。
※最初から鼻緒が緩いと鼻緒と足の甲に隙間が生じ、鼻緒ズレになります。
【新しい下駄は、「慣らし」をしましょう。】
個人差はありますが、初めて履かれる方は、鼻緒の部分等でどうしても擦れてしまう場合がございます。
下駄を履けば履くほど足に馴染んできますので、新しく下駄をおろす際は、2〜3日近場を歩いて慣らしてもらう事をおすすめします。履けば履くほど『自分の下駄』になっていきますよ。
【下駄に「左右」はありません。】
前ツボが下駄の中央についているので、基本的に左右はありません。前ツボが中心にあることで左右のバランスがとれ、接地の際の角度も浅くなり、歩き易いです。
時々左右を入れ替えて履くと足癖による裏ゴムの減り方が均等になり片減りしづらくなります。
※一部商品には左右の足それぞれに鼻緒を調整したものや、台の形状に左右があるものもございます。
【天然素材ならではの、デザインと優しさ。】
MOTONOの下駄は、日田杉を使用しております。
自然商品のため、木目や色は一点一点違います。
そのため商品写真と木目等が異なることがございますので、ご了承くださいませ。
軽くてクッション性のある日田杉は優しく足に馴染み、木目とともにあなただけの唯一の逸品に育っていきます。
※一部商品には左右の足それぞれに鼻緒を調整したものや、台の形状に左右があるものもございます。